玉川温泉の宿泊施設

玉川温泉の宿泊施設はホテルと旅館が３つと保養所が１つある！

施設ランキング（新しい順と施設内容の充実度）

①ぶなの森玉川温泉　湯治館　そよ風（ホテル）　２００４年（平成１６年）　開業。バリアフリー対応。最新設備のリゾート風要素を備えた湯治介護＆療養型ホテル。各室に机とイス付で仕事を持ちこみながら湯治もできる。　※リゾート風リハビリ型のホテルであり、ビジネスホテル的な要素も含み多機能型ホテルでもある。

②新玉川温泉（ホテル）　１９９８年（平ね成１０年）開業。観光地化に対応したバリアフリーのリゾートホテル型の施設。観光会社によるパッケージツアーが多く用意されており、季節ごとのイベントには力を入れている。観光客の出入りが多く、繁忙期などは、大浴場などが込み合って落ち着かない。子供連れの客も目立つホテル。湯治療養がメインの場合は本家の玉川温泉（旅館）が良い。


③秋田県建設業協会　玉川保養所　　基本的には協会加盟の会員と関係者であるが、一般も受付ＯＫ。協会本部か保養所に予約。新館と旧館がある。運がよければ繁忙期を除いた時期に予約が取れる。冬季は休業（11月1日から４月３０迄）。ログハウス風の内装でゆったりくつろげる。源泉50％の浴槽は大きいが、源泉100％の浴槽が2人用と狭く、部屋数が22室と少ないのが難点。


④玉川温泉（旅館）　１９３２年（昭和7年)開業。昔からの湯治宿で何度も増改築をしている。現在の別館は弘済会保養所と温泉研究所であったという。湯治客の急増に伴う転用である。設備は古く、トイレは共同で個室は和室が中心でTVも共同の娯楽室にある。洋室28部屋にはＴＶとトイレ完備。階段が多く、エレベータはない。ラジウムと温泉の効用が最も高濃度で療養効果が抜群と言われる。療養に専念したい人にお勧め。20年以上のベテランさんに会える事もある。

地獄谷岩盤浴場ランキング（徒歩で近い順）

①玉川温泉　　源泉に約３００ｍ岩盤浴場に約４００ｍ

②玉川保養所　　源泉に約５００ｍ岩盤浴場に約６００ｍ（5月1日から10月31日迄営業・冬季は3ｍから７ｍの豪雪の為、休業）

③新玉川温泉　　源泉に約８００ｍ岩盤浴場に約９００ｍ（遊歩道経由。冬季は豪雪の為、通行不可能。雪上車で行ける。）

④ぶなの森玉川温泉　湯治館　そよ風　　遊歩道経由で源泉に約１０００ｍ岩盤浴場に約１１００ｍ。（冬季は徒歩では行けない。車の送迎バスが利用できる）




料理ランキング（基本的に朝・夕食はバイキング料理）

①ぶなの森　湯治館　そよ風（オープン時は秋田の名工料理長がいた）　

②新玉川温泉ホテル（プチケーキ・屋台が出る事もある。季節イベントあり）

③玉川保養所　　　（和食中心の料理。郷土料理に力を入れている）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
④玉川温泉　　　（屋台が出る事もある。飽きない料理を重視・家庭料理）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

宿泊料金ランキング（２食付+設備＝安い順）


①秋田県建設業協会　玉川保養所　　（別荘型のログハウス風の内装。協会加盟の会員や家族は優遇されるが一般客でも受け入れて、７日以上の長期滞在者は割引が適用される。部屋数が20室と少ないので、運が良ければ泊まれる。トイレは一部を除いて共同。新館と旧館がある）


②玉川温泉旅館（古くからの湯治旅館で本家の玉川温泉と言う事からと略して本玉とも言われている。強塩酸の源泉に近い為、エレベーターなどは錆びて故障が多い為、機械類の近代的なものは設置できない環境にある。姉妹館の新玉川温泉ホテルは源泉から1Km離れている為にエレベーターつきである。）　玉川温泉旅館は男女混浴の湯治宿からのスタートであった為に唯一の自炊部があり、最も安いが、食事は自炊できる。相部屋で2食付もある。旅館部は２食付き。源泉に近いので設備など機材が錆で壊れる為、部屋には最小限の設備でトイレ洗面は共同。階段が多く設備は最も古く、和室が中心で狭いのが難点。部屋の人数が増えた場合は割引がある。岩盤浴が好きな時間に出来て、療養湯治に専念したい人にお勧め！料理は家庭料理が中心で華やかさも味も期待は出来ない。

③ぶなの森玉川温泉　湯治館そよ風　２００４年開業。エレベータ付きのバリアフリーの最新設備で部屋が広い。秋田県とのタイアップで２１世紀型介護対応施設のホテルとして認可が下りた。国立公園内の為、認可が出るまで１０年の歳月がかかったという。岩盤浴場への無料送迎バスが利用できる。要介護の割引が適用される。介護補助の同伴者も割引がある＝公的な介護証明書が必要）。介護ヘルパーが有料で利用できる。相部屋は簡易個室型で９９００円から泊まれる。設備内容は玉川では一番綺麗である。料理は朝夕は和洋中華バイキング。果物と野菜は毎回出る。夕食にはプチケ−キも出る。宿泊規模は最大でも258名と限定される為にゆったりのんびりと食事も入浴もできる。玉川温泉ではそよ風独自の田沢湖駅まで無料の送迎シャトルバスが利用出来るホテルである。


④新玉川温泉ホテル（玉川温泉の経営）　１９９８年に開業。玉川温泉で、はじめて近代的なエレベター付きバリアフリーのリゾート型ホテルとして開業。源泉から１Km離れた場所にできた為、強酸性の大気の影響も少ない為、車の駐車場も錆から解放されて安心出来る。玉川温泉は１９９７年（平成３年）までは電気のない、ランプの宿の湯治場であった。観光地化の波もあり病気療養者だけの湯治場という宿泊施設ではイメージが暗いとのこともあり、一般観光客も家族も滞在できるホテルが待望されていた。平成４年に電気が通ったのに合わせて開業された。朝夕は和洋中華バイキング。


※玉川温泉の観光地化に伴い、地獄谷の岩盤浴場のテント内には、ルールがあるのだが。ワガママでマナー違反の観光客も増えて、岩盤浴場の順番待ちを無視したり、場所取りを平気でやる！忠告をすると、関西系のおばちゃんは、何が悪いんだと凄む！岩盤浴は４０分位がベストなのだが、2時間くらいは粘って滞在。　年寄りが遠くから来てるんや！何が悪いんや！と、まじめな湯治療養者には迷惑な輩も増えた事は残念ではある。難病患者が全国から車いすや足を引きづりながら来ているのだ。関西系の人でもマナーの良い人は沢山いる。要するに人間性の問題である。言葉がとてもきつい口調なので損をしていると思うのだが、譲り合いの精神で行こう！ワガママで頑固者は、健康も回復が遅い！感謝の気持ちや謙虚な態度も生活習慣病として表面に現れる事を忘れてはいけない。




※料理の良し悪しについて！
観光ホテルなどの場合は、見た目に豪華で美味しさを競うのが当たり前のような料理が出る。しかしながら、人にもよるが3日もいると飽きて来る。ラーメンとかお茶漬けとかシンプルなものが食べたくなるのが普通である。糖尿病に最短で行ける、極めて不健康で高カロリーな食事が観光用の料理である。


温泉湯治の場合はどうだろう！長期滞在者の場合は飽きたなどと言えない。湯治の楽しみは、食事の時間である。病気で入院の際の病院食にはうんざりする。湯治は思いのほか体力の消耗が激しいのである。栄養士がカロリー計算をして、料理人が腕を振る。味付けは最も重要である。日替わりで、見た目にも良く、飽きの来ないバラエテイに富む料理が湯治宿の課題になる。
味付けは、全体的に薄味である。白米・おかゆ・玄米・麦飯などがあるとうれしい限りだ。朝・夕の２食付が基本であるが、昼食は各施設とも別料金である。昼食は日帰り観光客も相手である為、味は通常の濃い目に設定されている。単品の調理でもある為かバイキング料理よりも、美味しい。


湯治で体調が良くなると、食欲が出るのは健康のバロメーター（基準となるもの）でもある。そういう点では和食・洋食・中華のバイキング料理は好きなものを好きなだけ食べれるので、自由度がある。一日２0品目以上を食べると良いなどといわれる。地上のモノ、地下のモノ、海や山の物などバランス良くとることを意識して食べるのが健康回復改善の近道である。個々の持病にあった食事は大事である。湯治はスタミナを付けなければいけない。肉類など身体が酸性化する食べ物の偏りは避けて野菜を中心に考えたい。
好きなものを好きなだけ食べるというのは、食事のかたよりにもにもなるので、十分気をつけなければいけないが、繊維質のものを多くとって食べて、出す。玉川では、お通じが飲泉を併用することでとても良くなる。


玉川温泉地区の携帯電話事情！
201１年現在の状況は携帯電話各社の中継機が設置されている為、基本的にはドコモやＡＵなど大手の携帯電話はホテル周辺や岩盤浴場や道路でもつながる。スマートフォンは室内ではつながりにくい場所がある。インタネットなどのデータ通信はさらに通信障害が出やすいためか通信機器の性能差が出やすい。ソフトバンク系やイーモバイルでも場所によってはつながるようである。
源泉近くでの使用には、強酸性の霧上の大気であるので故障や劣化しやすいので、直接露出は避けて、防水携帯にするか防水ビニールパックで保護しよう。


宿泊施設の紹介と施設別料金表（2011年現在＝一部改正もあるので予約の方は直接問い合わせが必要。）

玉川温泉玄関

玉川温泉（旅館） 

1996年（平成8年）源泉に一番近いホテル（約３00m）玉川温泉ホテルの大浴場新築と増・改築工事が行われた。１９３２年（昭和７年）湯治場の旅館として開業。
馬か歩きでしか行けなかった場所の為、共同経営などで細々とやっていた、ひなびた湯治場を湯瀬ホテルの創業者である5代目関直右衛門が権利を買い取り、単独経営で、本格的に旅館として開業。2014年度から、2009年で100周年にもなった経営母体であった湯瀬ホテルを売却して、玉川温泉旅館と新玉川温泉ホテルに経営を集約して、経営統合化を図り、従業員をリストラして経営のスリム化をして、予約センターも統合化している。
玉川温泉旅館は何度も部分新築・増改築をやっている。設備は最も古い。昔ながらの湯治宿である。平成３年までは電気もなくランプの宿であった。冬季は豪雪の為休業していたが現在は4月1日から10日までを改修改装工事などのメンテナンスで休業する以外は暖房設備の関係もあり、最大２００名限定であるが、通年営業中である（２０１１年現在）。　※西館は唯一ＴＶとトイレ付である。

北投石の岩盤浴場に健常者は徒歩で約５分で行ける。源泉が近い為、強酸性泉の濃霧で金属類は錆びる。TVや機材は壊れやすいのでほとんどの部屋にはTVはない。昔ながらの湯治場で設備も古い。基本的に和室が多く、冬は暖房専用電気ヒータ-とコタツ。夏は扇風機のみ。標高740mの場所である為、基本的に、夏は冷房はいらない。
2010年の夏は東京でも連日３５℃超えであった。玉川も異常な暑さで直射日光の場所は体感的に３０℃位に感じた。毎日２６度を超えた。玉川温泉地区は基本的に全ホテルとも冷房設備はないので扇風機のみでは夜が少々熱気で寝苦しかった。７4０mの標高の為、カラッとしていて蒸し暑さはない。

玉川温泉の設備は基本的にトイレ・洗面室・TVは共同である。各室に電気ポット付。南館（４４室・一部トイレ付）・東館（２２室・トイレなし）・本館（３０室・トイレなし）。トイレ・洗面室は室外にある。西館（２８室の全室がTV・トイレ付）。

自炊部の北投荘（３２室）・星光荘（１９室）は相部屋（カーテンで仕切った５人部屋などある）。王山荘（２１室・全室個室なし）。相部屋のトイレ・洗面室は室外にある。自炊部には共同炊事場がある。鍋釜は有料で食材は売店で買うか、持ち込みか買い出しになる。

建物や設備は古いが源泉に近い為、温泉成分の大気が濃い。滞在するだけで空気・放射線濃度が違うので体調は良くなると言われる。エレベーターはない。階段の上り下りが多いので、運動不足解消で、杖とか車いすで来た湯治者が元気になって歩いて帰る人も多くいる。長期滞在者の車は鉄の錆を防ぐため１Km 離れた新玉の駐車場へ移動させられる。

朝夕は家庭料理。観光旅館ではない為、料理に華やかさはない。薄味で飽きの来ないように工夫されている。玄米・麦飯・おかゆ・麺類等も出る。山菜や地元の郷土料理には力を入れている。入浴と食事の際は滞在期間と部屋番号付のカードを首からぶら下げて歩き、一般客や自炊客などと識別される。昼は別料金で食堂がある。インターネット端末がフロント前にある。壊れるという理由でＰＣ（パソコン）は置いてないので自分でＰＣを持参すれば使える。ランドリーコーナーもある。ＴＶと新聞は娯楽室にある。思いのほか明るい湯治客達に驚く！10年20年以上のベテランさんと出会えれば、難病克服のよもやま話に花が咲く。

入浴設備は源泉100％ヌル湯・50％のあつ湯・ヌル湯・気泡浴・寝湯・浸頭湯・打たせ湯・箱蒸湯・蒸気浴（サウナ）・露天の湯（酸性の湯）などである。温泉水の販売＝ホテルフロントの横に温泉水を源泉から４００ｍと近い為、湧き出たばかりの直接注入する蛇口があり、直売している。玉川温泉ではここだけが容器持参でも売ってくれる。
１Ｆ売店の下に大きなゴザ干し置き場があるが他の宿泊者などが無断利用者も多い為、毎週、金曜日に一斉清掃が入って、部外者の者は処分される。日帰り入浴券は１回６００円。収容能力は700名＝旅館部460名・自炊部240名

※2013年度から宿泊料金が大幅に変更になりました。各施設に直接、お問い合せください。

宿泊数によって、割引料金が適用されたり、繁忙期の割増す料金が発生します。

館 室	タイプ	定員	１泊２食付き料金/税込	備考
西館	シングル	１名	１５０００円	トイレ・ＴＶ付き
	ツイン	２名+１	１２５００～２００００円
南館	シングル	１名	１２８００円	トイレ付き
	ツイン	２名	１０８００～１５０００円	トイレなし
	ツイン	２名	１１８００～１６０００円	トイレ付き
	和４．５帖	２名	９３００～１３４００円	トイレなし
	和７．５帖	４名	８７００～１６６００円	トイレなし
本館	和４．５帖	２名	８３００～１２４００円	トイレなし
	和６帖	３名	８３００～１４５００円
東館	和６帖	３名	８３００～１４５００円	トイレなし
	和７．５帖	４名	８３００～１６０００円

お一人様一泊二食付の料金です。※上記料金は、平成２３年度税込料金です。（料金は、１室のご利用人員によって差が生じます。）

お子様料金

●小学生高学年対象（寝具・食事付き）～	大人料金の７０％
●小学生低学年対象（寝具・食事付き）～	大人料金の５０％
●小学生以下対象（寝具付き、食事なし）～	大人料金の３０％
●小学生以下対象（寝具なし、食事付き）～	３６００円
●３歳児～小学校低学年対象（寝具・食事ともなし）～	１０５０円
●０歳児～２歳児対象（寝具・食事ともなし）～	無料

日帰料金

●外来入浴	大人６００円、子供３００円、幼児１００円
●広間休憩 （３時間迄）	大人１０００円、子供６００円 ３時間以上・・・大人１５００円、子供９００円

館 室	タイプ	定員	１泊素泊料金/税込	２食セット料金/税込
玉山荘 星光荘 北投荘	和４.５帖２名		４４００～８１００円	８１００～１２０００円
	和６帖３名		３９００～８６００円	７８００～１２５００円
	和８帖４名		３９００〜１１０００円	７８００～１４９００円
	和１０帖５名		３９００～１２８００円	７８００～１６７００円
	相部屋３〜５名		３９００円	７８００円

※上記料金には、寝具（敷、掛布団・浴衣）が含まれております。
※上記料金は、小学生以上に適用されます。（大人・子供同一料金）
※お食事付きの場合、食堂でのビュッフェとなります。
※その他の料金は下記のとおりです。

区分	項目	料金/税込
貸出	布団（追加１枚１日あたり）	３２０円
	丹前・浴衣（追加１枚１日あたり）	２１０円
	鍋・やかん（１個１日あたり）	１１０円
	コールドロッカー（１Ｂｏｘ１日あたり）	２１０円
	ヒーター 油補充分１L	時価
他	荷物保管料（１年以内１個あたり）	２，１００円
	乗車券手配（１枚あたり）	１００円
	整体（４０分～/整体室） 足つぼ（３０分/整体室）	３０００円 ～ ２５００円

玉川温泉　旅館予約係

TEL： 0187-58-3000　　　FAX： 0187-58-3005
※宿泊料金は大幅に変更されました。事前にフロントにお問い合わせください。

新玉川温泉

新玉川温泉（ホテル）1998年（平成10年）開業。

玉川温泉から約1km離れた場所にある。冬季の雪で通行止め以外は源泉から遊歩道を通って、徒歩で約１５分。リゾート開発型のエレベーター付の近代的な施設。館内はバリアフリーで車椅子利用が可能になった。大浴場には源泉100％のヌル湯・50％のアツ湯・ヌル湯と気泡湯・蒸気浴（サウナ）・箱蒸湯・打たせ湯・頭浸湯・歩行浴・温熱浴（人口岩盤浴）・露天風呂がある。貸し切り風呂が4つある。

観光地化に対応した設備のホテルで部屋はベット・TV・トイレ・電気ポット・暖房専用空調付の洋室が標準。家族用の洋室＋和室もある。朝夕はバイキング料理。明るい内装や飾り付けで季節ごとのイベントがあり、演出の工夫は感じられる。バイキングの朝夕の食事券が宿泊日数分配られる。昼は別料金で食堂がある。


日帰り入浴券は１回６００円。ランドリーコーナーやマッサージルーム。B1に図書室。カラオケ専用の部屋も２つある。１Fに売店・喫茶ラウンジ。フロント前にインターネット専用PCが1台あり利用出来る。ホテルの収容能力は570名

男子用大浴場配置図（女子用は配置が反転する）

新玉川温泉の宿泊料金は玉川温泉の旅館部とほぼ同じ設定で、１人１泊で朝・夕食バイキング２食付で￥１２０００が基本設定であるが、繁忙期や週末料金が\１０００から\４０００ほど上乗せで高かくなるので、事前の予約の際は宿泊料を問い合わせるのが大原則となります。宿泊日数によって、割引制度もあります。

全室ＴＶ・冷蔵庫・机・トイレ・ベットなどフル装備である。料金設定表があまり明確でない為、とてもわかりにくいのが難点。旅行代理店や観光会社がパック料金を設定しているせいか、やたらにインターネット情報が氾濫している。新玉川温泉には相部屋も自炊部もない。季節によって、お得な玉川温泉＆新玉川温泉合同企画のセット料金などを展開しているのでインタネット検索で調べるか直接問い合わせると良い。
2013年7月16日から新料金になった。

個人客限定予約ではインターネットでホテルに直接予約すると、1日3組まで1万円以下で泊まれるキャンペーンも開催していることがある。
シングル部屋で一名様の基本料金が部屋のランクによって11150円から13150円位である。これに３段階の追加料金が設定されているので注意が必要である。予約の際はフロントに予約日毎の詳細を必ず確認しよう。
追加料金の目安として①土曜日とか日・祭日の休日前日の料金が＋１000円。②オンシーズン（繁忙期＝例としては8月10日から14日迄・9月第2と第3の土曜日・10月は第3・第4の土曜日は特別な期間として特日扱いで＋2000円が加算される。）シングル1名様が基本が11150円の場合は＋2000円の合計が13150円から15150円になる日がある。
最も人気のある期間のTOP日追加料金というのがある。10月の第2週末の土日は＋4000円。年末年始の12月31日・1月1日・1月2日は＋4000円の15150円から17150円の料金で宿泊できる。
その他には旅行代理店がパックで3日から1週間など設定してお得な料金もある。冬季の閑散期は特別鍋料理パックや観光付のパック料金など。本玉川温泉旅館の屋内岩盤浴付パックなども。新玉川温泉ホテルは観光客向けのパケージが多く用意されている。

新玉川温泉ホテルフロント
ＴＥＬ　０１８７－５８－３１００　　ＦＡＸ　０１８７-５８-３０１１

宿泊料金は変更になりました。事前にフロントにお問い合わせください。


※玉川温泉＆新玉川温泉は湯瀬ホテルの経営であったが、現在は湯瀬ホテルを下記の深田智之社長に売却。木材業を営んでいた関家が旅館業に転進して2009年で湯瀬ホテルが100周年になったが東北大震災以降、湯治客の客足が激減して、経営不振に陥り、事業譲渡して玉川温泉株式会社に組織替えになっている。
湯治客が激減している※2011年の東北大震災で東北地方の観光地、特に青森、岩手、福島、宮城など沿岸部の観光地は壊滅状態になり、経済破綻地区が続出。2014年現在でも仮設住宅住まいの避難者が１５万に以上もいるのである。玉川温泉湯治には全国から湯治客が押し掛けて予約の取れない湯治温泉場であった。最盛期には、年間湯治客が７０万人以上の過密状態が続いた時代があったのだ。
１日に３０００人も湯治客がいたのが、現在は繁忙期でも１０００人ほどであり、平日はガラガラで空いている。地元からの客というよりも東北地区や首都圏などの周辺からの客が半数以上であったのが震災復興からの立ち直りに時間がかかっている事と、湯治客の７割が高齢者でもあり、日帰り客の減少や長期滞在者の減少。冬季の積雪で地獄谷岩盤浴場の閉鎖。景気もそれ程は良くなく、福島の原発事故以来、原子力発電の反対運動のあおりで、原発発電の稼働率が低迷したことで光熱費の電気代の値上げや物価高などの影響も多々あり、玉川温泉地区全体が宿泊料の一斉値上げを実施、高齢化が進み、精神的なゆとりがなくなったのが１番大きいのである。

※2014年（平成26年）7月1日付けで、宿泊施設管理運営会社「せせらぎ宿（じゅく）」（東京、深田智之社長）に、事業譲渡することになった。湯瀬ホテルを玉川温泉株式会社に名称変更して、従業員28名を引き継ぎ、1億円を投入して施設の改修工事を進めるなど、新たな玉川温泉グループを展開することになった。難病が治る玉川温泉の存続を安定的に維持していただくのが私たちの願いです。（秋田の新聞社の記事による情報です）

湯治館　そよ風

ぶなの森　玉川温泉　湯治館そよ風 
2004年（平成16年)開業。トータルヘルスケアホテル。湯治保養温泉型ホテル。車いすが利用出来るバリアフリーの施設。エレベーター付の最新設備が完備。身障者割引１０％や介護付き添い者も１名まで１０％割引が適用されるホテル（公的な証明証が必要）。身障者や介護者は湯治割引適用になりかなりお得なホテルとなっている。最大宿泊人員は254名。個室に近い仕切りで４人部屋の男女別の相部屋があり、５０名ほど宿泊できる。

※２０１５年料金が改定された。割引制度も変更。詳細は問い合わせが必要


部屋はシングル・ツインが中心。ベット・TV ・トイレ・洗面・机・電気ポット・冷蔵庫・暖房空調・洋服ロッカー・簡易金庫付きの洋室が基本で家族向けの和室＋洋室のミックス・和室もある。ランドリコナーもある。玉川温泉のなかでは間取りが広く、全室に机とイスが配置されてビジネスホテル的な配慮もあり、デスクワークが出来る。であれば、端末を利用できる様に個別パソコンが持ち込めて、インターネットが出来るようにしていただきたい。少なくとも共用でもよいから、インターネットの端末を３Fに用意してくれると良い。自分のＰＣが使いたいのだ。それ以外は、玉川では最も設備が充実している。
2013年5月25日に大浴場が綺麗に改修工事されて、気分一新の青森ヒバの木の香りが漂う大浴場になった。

そよ風のツインにはトイレ・机・応接セット・冷蔵庫などがフル装備で広い。 

相部屋は4人部屋であるが引き出し付きのベット・机とイス・洋服ロッカー・簡易金庫と鍵付きのアコーデオンドアで個別に仕切られている。男女別の共同のトイレと洗面所。
共用の娯楽室にはTVと電気ポット・電気コンロ・流し台・冷蔵庫・大テーブルが2セットと２畳の和室が付属。応接セットや各部屋に机が付くなど玉川の中では設備に1番コストがかかっている。（相部屋の設備が特に充実・14室＝56名）相部屋は天井の壁部分が密閉されていないので当然、いびきの音や明かりの漏れなどがある。夜９時に寝る人もいるので少々気を使う。それが気になる人には、個室をお勧めしたい。


■客室（個室）：洋室シングル３０室・洋室ツイン１７室・和洋室（シングル＋６畳）３室・和洋室（シングル＋４.５畳）２９室・和室７室■大部屋タイプ客室：個人ブース型４人部屋１４室（談話コーナーあり）　■レストラン　■居酒屋「どやぐ」　■マッサージ室　　■図書室　　■売店
■駐車場完備　　客室１０４室収容能力２５３名。

■そよ風のお湯はきれいだ！大浴場のお湯は源泉は同じであるが玉川温泉旅館・新玉川温泉ホテルは繁忙期や週末は湯治客であふれかえっているためにお湯の汚れが非常に汚濁されやすく、イモ洗い状態でぬめりが発生する。１日に１０００人から２０００人ほど入浴する数を数えても白く濁り、泡立つお湯になる。本玉と新玉のお湯は熱めである。回転率を良くするのと入浴時間を短くさせる為に温度が４０℃と高めに設定されてるのだ。ゆっくり入浴できないデメリットがある。

それに比較して、そよ風のお湯の泉質は病気療養者向きの泉質温度を保っている。源泉１００％のお湯は３８℃ほどに保たれているのだ。温度が低めと言う事は刺激が少なめで、ゆっくりゆったりと入れるのだ！そよ風は入浴客が圧倒的に少ないために綺麗である。そよ風は２５３名の宿泊者の制限があり、お湯が汚れにくいメリットがある。

オープン当初は秋田の名工が作る料理が評判になった。地元の山菜や郷土料理など料理には力を入れている。
※オープン当初は秋田の名工料理長がいて、料理が美味しいと評判が良かった。富裕層相手の高級介護老人ホームのような感覚を持ち込もうとしたのかは、わからないが、屋台などを出して目の前で調理してくれるなど、観光ホテル的な華やかな演出も多かった。金ぴかの食器類や高級なグラスなどを取り揃えていた。（新玉川温泉ホテルも週末や季節によって繁忙期料金設定をしている。）

玉川温泉は病気療養目的の長期滞在者が多くいる。
現在の追加料金はオンシーズン（繁忙期）料金が＋2000円が設定されている。　４/２８～５/５　・　８/１３～８/１５　・　１２/３０～１月３日の期間。下記の料金一覧表を参照してください。

　２０１２年８月から現在は宿泊の利用料金の全額を現金精算するという条件であれば、１０日宿泊すると１日無料宿泊が出来るポイントカードが発行されている。年間利用が３０日を超える長期滞在利用者にはとても便利なシステムである。積雪の多い冬季は外岩盤浴場が入場閉鎖される為にそよ風の有料の北投石ミストルームが無料になるなど時々、イベント企画で冬場の割引サービスとかやっている。問い合わせが必要である。

※岩盤浴場まで1日5から6往復無料送迎バスと田沢湖駅往復の無料送迎の観光バス（シャトルバス・１日２便）を運行させているなど、確かに他の施設にはない付加価値があり、コストがかかっているのには感心する。


新玉川温泉ホテルの場合は屋外岩盤浴場に路線バス（片道150円個人負担）を利用しなければ行けない。田沢湖往復の路線バスも片道１４００円程かかる。玉川温泉旅館も同じく有料。


そよ風の食事：朝夕はバイキング料理。部屋の番号名簿で入場をチェック。昼食は個別に食堂で利用。


入浴設備は、かけ湯（白湯)・源泉１００％のヌル湯・源泉５０％のヌル湯とあつ湯・サウナ・打たせ湯・寝湯・露天風呂・歩行湯・白湯・人工岩盤浴がある。その他には有料の北投石飲料水付きのミストサウナ・貸し切りの家族風呂がある。源泉より約1.２km離れている。冬季以外は源泉まで遊歩道を歩いていける。徒歩で約2500歩＝約20分位である。1日2往復で約１万歩が計測できる。

そよ風の大浴場

３Fには卓球台１セット。ランニングマシン・バイクマシン・ストレッチングベッド2台などのトレーニングルームがある。カラオケルーム。マッサージ室。有料個室。日帰り用無料休憩室・小ホールなどがある。
日帰り入浴券は1回６００円。1日券１０００円。
そよ風宿泊者専用の玉川温泉利用割引１回券４００円。
１０００円で１日利用券の玉川・新玉川温泉共通券（１２月１日から４月上旬もある。）時々、変更があるため、ご利用の際は必ずフロントにお問い合わせください。（予告なしの料金改正がある時があります。）

ご利用料金のご案内    １泊２食付き・消費税・サービス料込（入湯税お一人様一泊１５０円を別途頂戴します）平成25年5月1日～        単位　：　円 1室利用 タイプ 1名様ご利用 2名様ご利用 3名様ご利用 4名様ご利用 シングル ご宿泊料金 ¥15,000 ツイン ご宿泊料金 ¥17,000 ¥15,000 和室 ご宿泊料金 ¥17,000 ¥15,000 ¥14,000 （8帖） 和洋室 ご宿泊料金 ¥17,000 ¥15,000 ¥14,000 ※1¥12,000 （1bed + 和4.5帖） 相部屋 ご宿泊料金 ¥11,000 お子様の料金　　小学生 ： 大人料金の70％　　4歳～6歳 ： 大人料金の50％　　3歳以下 ： 無料 ※1　和洋室4名1室（2bet+和4.5帖）の部屋タイプは全部で２部屋しかございません。尚、お部屋のご指定は受け付けておりませんのでご了承下さいませ。 ●オンシーズン料金は、大人と小学生のみ1泊につき￥２,０００加算されます。 オンシーズン期間　：　４/２８～５/５　・　８/１３～８/１５　・　１２/３０～１月３日 ●【障害者割引】　「身体障害者手帳」・「療育手帳」・「精神障害者保健福祉手帳」を 　お持ちのご本人様と付添の方１名まで宿泊料金１０％割引させて頂きます。 　※障害を確認できる「身体障害者手帳」・「療育手帳」・「精神障害者保健福祉手帳」の原本の提示が 　必要となります。 ●【介護割引】 　「介護保険証」・「介護認定結果通知書」を 　お持ちのご本人様と介護付添の方２名まで宿泊料金10％割引させて頂きます。 　※「要介護」または「要支援被認定」を確認できる「介護保険証」・「介護認定結果通知書」の原本の提示が 　必要となります。 ●障害者割引または介護割引と湯治割引の併用は可能です。 ●当宿にお越しの際は、最寄の田沢湖駅からシャトルバスを無料で１日１往復送迎しております。 　※詳しくは予約係りまでお問合せください。 　　　 　 ぶなの森玉川温泉　湯治館　そよ風　 　☎０１２０－２７０－１２６　　フロント予約係

　TEL：0187-58-3050　　FAX：0187-58-3067

※宿泊料金は大幅変更がありました。事前にフロントにお問い

合わせください。










秋田県建設業協会　玉川保養所玉川温泉から遊歩道を通って約３００ｍ新玉川温泉へ行く途中のビジターセンターの手前にある。

　秋田県建設業協会　玉川保養所

基本的には建設業協会の加盟会社の社員（会員）と関係者。一般客の受付もＯＫ。予約制で当日受付は厳しい。新館と旧館がある。大浴場のデザインが少々変わっている。建物は全体に天然丸太のログハウス風デザインで建設業協会ならではの風格がある。
料理も美味しい。最近（２０１２年）、土日２０名限定の１０割手打ちそばなどがランチタイムに利用できる。７日以上の滞在者には割引が適用される。宿泊費用が抑えられるので、そういう意味ではお得感がある。部屋数が２２室で一般客の受付は数部屋のみで繁忙期は予約ができない。ゆったりくつろぐには最高の施設。トイレ・洗面は２室以外は共同。設備は源泉５０％が主流で、源泉１００％風呂は１人用で長時間独占は無理という最大の欠点がある。浴室が狭い為、拡張は無理とはいえ、もっと改善を願いたい。

宿泊料金のご案内

新館のご利用料金(1泊2日・暖房費込み) 区分 会員利用者　 一般利用者 102号室　1Ｆ 6畳 洋室 1 名使用 2 名使用 9,000 円／名 7,500 円／名 12,000 円／名 9,500 円／名 101号室　1Ｆ 201号室　2Ｆ 210号室　2Ｆ 6畳 1 名使用 2 名使用 9,000 円／名 8,000 円／名 12,000 円／名 10,000 円／名 211号室　2Ｆ 8畳 1 名使用 2 名使用 3 名使用 10,000 円／名 9,000 円／名 7,000 円／名 13,000 円／名 11,000 円／名 9,000 円／名 212号室　2Ｆ 10畳 （トイレ付き） 1 名使用 2 名使用 3 名使用 4 名使用 5 名使用 14,000 円／名 11,000 円／名 10,000 円／名 9,000 円／名 7,500 円／名 17,000 円／名 14,000 円／名 13,000 円／名 11,000 円／名 9,500 円／名 旧館のご利用料金(1泊2日・暖房費込み) 区分 会員利用者 一般利用者 2号室　2Ｆ 7号室　2Ｆ 11号室　1Ｆ 6畳 1 名使用 2 名使用 7,900 円／名 7,200 円／名 9,800 円／名 8,800 円／名 8号室　2Ｆ 6畳 1 名使用 2 名使用 7,500 円／名 6,900 円／名 9,400 円／名 8,300 円／名 3号室　2Ｆ 5号室　2Ｆ 6号室　2Ｆ 12号室　1Ｆ 8畳 1 名使用 2 名使用 3 名使用 8,000 円／名 7,200 円／名 6,500 円／名 11,000 円／名 9,000 円／名 8,000 円／名 1号室　2Ｆ 10号室　1Ｆ 8畳 （トイレ付き） 1 名使用 2 名使用 3 名使用 4 名使用 12,000 円／名 10,000 円／名 9,000 円／名 7,000 円／名 15,000 円／名 12,000 円／名 11,000 円／名 9,000 円／名 入　湯　税 新館・旧館共に　150円/泊・名 ※洋室外でベッドをご利用希望の方は、別途貸出料をいただきます （ベッド　300 円／台・日） ※ご利用できない部屋もありますので、申込みの際にご確認下さい。 ※宿泊料金は変更になる場合があります。事前にフロントにお問い合わせください。

問合せ先
社団法人　秋田県建設業協会　　
TEL 018－823－5495（代表）　　FAX 018－865－2306


社団法人　秋田県建設業協会　玉川保養所

TEL 0187－58－3021　　FAX 0187－58－3022






玉川温泉湯治支援センター
玉川温泉湯治岩盤浴研究会
※当支援センター及び研究会は上記各施設との利害関係は一切ありません。正しい湯治の仕方やマナーなどを純粋に追求して、現在の玉川温泉情報を的確に伝えようと努力しております。全ての施設を利用させていただきましたが、料金設定や各施設の充実度・料理内容などは日々変わりつつあります。改善努力や経営努力のない施設に対しては辛口のコメントを今後も展開します。難病患者の皆様が最大最短の効率を上げて健康の回復改善される事を心よりお祈り申し上げます。